雑談会へ行っていました

 先ほどまで新宮市内で行われた「雑談会」と言う、年に一度の会に参加していました。テーマは、「真の豊かさ」とは、でした。色々な方が自己紹介的に発言されました。一方、いろいろ発言されたので、聞くだけで終わった感もあります。以前だと、激しい議論になったこともありますが、皆さん大人になったのでしょうか。

 Iターンされた高齢者の方が「新宮市は高齢者には住みよい街だ」と発言され、また別の人が「価値観の柔軟性が豊かさだ」と言われたのを受けて、自宅に帰ってからわが身の事として考えてみました。

  年金機構から送られてくる資料によると、私は国民年金なので、65歳から月約6万円受け取ります。 それで、もし養護老人ホーム特別養護老人ホームに入るとしたら、太地町にある南紀園になるでしょう。南紀園は、老朽化に伴い、移転新築が決まり、26年4月に開所予定です。養護50床は全個室。特養はユニット型個室が新設されますが、四人部屋が主です。

 今は、6人部屋だそうです。10年ほど前、同施設に入居中の人を見舞った人の感想として「私は行きたくない」と言っていたのが印象に残っています。
 先ほどの、「価値観の柔軟性が豊かさ」というならば、6人部屋で価値観を柔軟に保つことでしょうか。

 ちなみに、特別養護老人ホームの料金(目安)を調べてみると、従来型多床室(相部屋)賃料9600円、食費41400円、要介護1の場合の介護保険1割負担額19530円、合計70530円とありました。要介護5だと、78990円です。新型ユニット個室だと、要介護1で合計、120570円。 このままだと、私は経済的に、個室生活の豊かさではなく、人間関係の多様性の豊かさの中で生きることになるのでしょうね。
 今の内から対人関係や価値観の柔軟性の練習が必要ですが、今夜も会では気炎をはいてしまいました。