アローハ

毎朝、7時前には、山の中の自宅を出る
10分ほどで、街の中の接骨院に着く
 
接骨院について、最初にする仕事の一つが
今の時期だと、水やり
駐車場にも幾鉢か置いてあって
如雨露に水を入れて、何往復かする
 
歩きながら
背筋が伸びていない自覚がある
自覚がありながら、伸ばせない
外目から見ると、伸びているだろうが
自分の感覚として、予定に押され、予定に引っ張られている感覚がある
 
それで時々 アローハと心で唱えながら、深呼吸する
 
今日は昼休みの間に、同窓会があった
近況報告など聞いていると
五十数年も生きてくれば、それぞれ、話し上手になっている
 
お盆も仕事をしていること
明日から、東京へ行く事情を話して、途中で抜けてきた
 
だいたい、同窓会に来れるという人は、
来れる条件の整った人だろう
 
でも、この世の中で、甘いも酸いも、世知辛いも味わってきたことをおもう
 
それは、あすからもまた続く
 
アローーーーハ