スヌーズレン

k1s2007-11-06

今日初めて、スヌーズレンという言葉を知った
 
試しに、gooで検索してみると、1180件ヒットした
 
ある領域では、よく知られている言葉だと思う
が、自分は、知らなかった
その領域とあまりコンタクトを持っていなかったことの表れだろう
 
スヌーズレンという言葉に行き着いた経緯は次のような過程だ
 
絵を描き始めて、絵も言語であると思うようになった
 
いわゆる私達が日常使っている言語を、聴覚優位言語とするなら
絵は、視覚(プラス上肢の筋肉)優位言語といえよう
 
すると、自分が毎日営んでいる接骨院での触れ合いは
触覚優位言語といえる
 
赤ちゃんは、視力が発達していないらしい
だから、触覚や聴覚優位で世界を認識する
 
しかし、そのうち、聴覚優位というか

音声言語優位で世界を認識したり、コミュニケーション、インタラクションするようになる
 
そして、触覚優位言語などが忘れ去られていく
 
絵を描き始めて
世界が違ったように見えだした
人に毎日触れていて
手のひらと相手のからだが、聴覚優位言語とは違う言語でコミュニケーションしていることを感じる
 
視覚優位言語や、触覚優位言語などと聴覚優位言語と総合していけば
今までと違った世界認識が生まれるのではないかと
そういう言葉をキーワードにして検索していて
スヌーズレンという言葉に行き着いた
 
クイズが得意な子供に
日本で一番高い山は?とか、一番長い川は?
と尋ねると、その高さや長さとともに正解を答えてくれるだろう
 
実際にその山に登ったこともなくても
実際にその川に沿って歩いたことがなくても
これは、聴覚優位言語がなせる業ではないだろうか?
 
しかし、そういう言葉がどこかで飽和していないだろうか?
 
スミレの絵をかくまで、スミレの種と蟻の関係に、気付かなかった
ツユクサの絵を描くまで、ツユクサの花びらの数やおしべの数を数えなかった
 
あれはスミレ、あれはツユクサと知ったつもりでいた
 
もし、あらゆる会話において
お互いの体に触れ合いながら(触覚優位言語と聴覚優位言語を併用して)会話すると
どのような会話になるだろう