キネステティクと排便姿勢

幼い頃から、消化器系が弱い。
 そういうこともあって、肛門に負担をかけない排便姿勢とはどういう姿勢か、探検している。
  
 ものごころついてから、ベッドの上で、寝たまま排便した記憶は無いが、
 寝ている姿勢より、しゃがんでいる姿勢(和式)、便座に腰掛けている姿勢(洋式)のほうが、排便しやすいのは、直腸の位置から納得する。
  
 インターネットで調べると、洋式について、前傾姿勢がいい、という意見が多数だが、中には、前傾姿勢だから便秘になるのだ、という意見の医師もいた。
 福祉器具としてのトイレは、前傾姿勢を取れるように工夫している。
  
 やはり、もっと踏み込んで探求しているのは、キネステティク
キネステティク 健康増進と人の動き」の229ページから235ページにかけて、叙述がある。
   
 今まで、どっかり座り、その上でリラックスを心がけたが、本の中にあるように、「股関節の筋肉を緩め、排便に必要な骨盤底の筋肉の動きを邪魔しないこと」「重さが床に落ちて行けるように、両下肢を床に押し付け、臀部が浮き上がるくらいの姿勢」がいいように、自分の場合は思う。