感覚統合

☆感覚統合
キネステティクを学んでいて、「固有覚」という言葉に出会った
「固有覚」(自分の筋肉や関節の状態を知る感覚)は、自己意識のもとになっているという。
「固有覚」を調べていて、「感覚統合」という言葉に出会った。
  
 感覚統合がうまくいっていない人(子供)にとっては、私達がなんとも無いと思っている蛍光灯の光が、とてもチカチカするものなのかもしれない。
 普通、私達の目には、この世界は3次元に見えるが、感覚統合がうまくいっていない人には、2次元に見えていたりするそうだ。
 私達は、無意識的に、無数の情報から、自分にとって重要な情報を選んでいるが、感覚統合がうまくいっていない人には、全ての情報が、同時に洪水のようにやってきているようだ。じっと立ったり座っていること、ゆっくり動くということも、感覚統合ができているからできる。
 髪をといてもらったり、散髪をしてもらうのも、ブランコに乗れるのも感覚統合ができてのことだ。
  
 知っている人には、知っていて当然な言葉や内容なのかもしれないが、私は知らなかった。
 「子どもの発達と感覚統合」A.Jean Ayres(エアーズ)著 協同医書出版社 を読み始めたが、初版は、1982年になっていた。
子どもの発達と感覚統合
    
トランスファー・スキル
月間ナーシング 2005年4月増刊号 学研 に
ボディメカニクスキネステティクの両方が、DVDつきで紹介されていることを知って、取り寄せて読んでみた。
  
確かに、DVDは参考になるかもしれないが、あくまでやっぱりスキルの本だと思った
  
技法は折衷したり、併用したりできるけど、理論や思想は、折衷できないと、
アドラー心理学の元会長、野田俊作先生が言われていたことがあるが、
この本を読んでいて、そう思った。
キネステティクの技法を使ってはいるが、
「相手を動かしている」という印象を、私は持ってしまった。