はじまりのご挨拶

マウスで手描きの子猫

 皆さん初めまして。
 私は、和歌山県・熊野に住む阪口と申します。脱サラして、接骨院を営んでいます。

 私は、絵を描くのが、大の大の苦手でした。描きたいと思っていざ描き始めても、思ったとおりの線が描けないのです。小学生以下の稚拙な絵になるのでした。
 ところが、昨年の夏、ある人から
酒井式描画指導法入門酒井式描画指導法
というものを教わり、<カタツムリの線>を教わりました。
 又絵を描く時、輪郭からではなく、中心から描くことにしました。顔なら鼻から、花なら雌しべやがくから描きます。すると、思うような線が描ける様になって来たのです。

 酒井式描画法のことを調べている内に、その指導法には賛否両論があることを知りました。両論のHPを読む中で、
脳の右側で描けベティ・エドワーズの「脳の右側で描け」
を知りました。
 その本に従って、逆さ絵を模写したり、描いている手元を見ないで、被写体だけを見続けて描いたり、輪郭ではなくスペースを見つけて描いたりしている内に、どんどん自分の思っている線が描けるようになりました。
(自分の名前を書ける人なら、左脳から右脳へスイッチを切り替えるだけで、絵が描けるようになる、と今は確信しています。)

 画材は、パソコンのペイントを使って、マウスで手描きします。(現在はフェルトペンを使ってスケッチを始めています。)

 絵が上手になることに越したことはありませんが、私が絵を描くことを通してめざしていることは、左脳を使いすぎて、物事を分離、分類したり、批判し過ぎている暮らしから、ものごとの繋がり、世界と自分のつながりを見出す生活へと転換することです。

 このウェブログを通して、私のように、絵を描くのは苦手だけど描きたいと願っている人や、世界と自分との繋がりを見出そうとしている人々のお役に立てたらと思っています。